報酬は、労働に対する対価として機能するだけでなく、企業が重視する人材・行動・成果を明確に示し、組織の方向性を伝える経営からのメッセージでもあります。
事業戦略・人材戦略の実現に資する報酬の基本理念・方針の策定から、基本給・賞与・インセンティブ・福利厚生等の具体的な制度設計、実際の運用プロセスやガバナンス設計まで、報酬マネジメント全体を一貫して支援します。
企業活動の持続可能性を確保しながら、従業員一人ひとりの能力と意欲を最大限に引き出す報酬の在り方を、経営・人事・従業員の視点から総合的に設計します。
弊社の提供価値
報酬制度は、従業員に対して「何を期待し、何に報いるのか」を伝える重要な仕組みです。
一方で、報酬原資には限りがあり、競争力のある報酬、公平性の実現、財務的な持続可能性といった複数の要素をバランスよく満たすことが求められます。
弊社は以下を通じて、実効性のある報酬戦略・制度設計・運用の実現をご支援します。
- Better Data: 制度設計のための高品質なデータをご提供
- グローバル最大規模のデータベース
- 信頼性の高いデータの提供・分析
- Better Decisions: 意思決定のプロセスを適切に支援
- 経営判断を支える報酬の基本理念・方針の整理
- 人件費インパクトの可視化・シミュレーション等による将来見通しの明確化
- 関係者間の合意形成の支援
- Better Design: 最適な報酬制度の実現
- 事業戦略・人材戦略との整合性の確保
- 動機付けや公平性といった原理・原則の担保
- グローバル統一とローカル適合のバランスに配慮
- Better Delivery: 実効性のある運用体制の確立
- ビジネスサイドのマネージャーなど関係者の腑に落ちる運用
- 組織変革・制度導入の実効性を高めるコミュニケーション
- 運用を円滑化する各種ツール・ハンズオンの支援
サービスラインナップ
個別の企業の状況や課題に応じて、基本理念の策定から制度設計、運用まで幅広く支援します。

図1.
報酬の基本理念・方針(Philosophy・Policy)
報酬制度の出発点となるのは、「何に対して、なぜ報いるのか」という基本的な考え方です。報酬マネジメントを通じて実現すべき価値を整理し、報酬制度全体の土台となる考え方(=Philosophy・Policy) を明確化します。支援内容例:
- 事業戦略・人材戦略と整合した報酬戦略・方針の策定
- ジョブ型人事の実現に向けた報酬体系の整理
- 市場と比較した自社の報酬ポジショニングの検討
- 役割・成果・スキルに応じた報酬のメリハリ設計
- キータレント・ホットジョブ・重点階層に関する報酬方針の策定
- グローバル一貫性とローカル適合のバランスを踏まえた報酬マネジメント方針の策定
報酬の制度設計(Program)
報酬の基本理念・方針を、実際に機能する制度へと落とし込みます。
制度設計にあたっては、報酬の基本方針との整合性に加え、市場慣行、他社事例、実務上つまずきやすい論点を踏まえ、導入後の運用まで見据えた実効性の高い設計を行います。支援内容例:
- 報酬レンジ、給与テーブル、昇給ルール等の設計
- 賞与を含む短期インセンティブ制度の設計
- 株式報酬を含む長期インセンティブ制度の設計
- Recognition、スポットボーナス、リテンションボーナス、サインオンボーナス等の設計
- 福利厚生、手当、ベネフィット制度の設計
報酬の運用(Process)
報酬ベンチマーキング、昇給・賞与配分、予算管理、承認プロセス、ガバナンス、モニタリング指標の設計など、報酬制度を継続的に機能させるための運用プロセス構築を支援します。支援内容例:
- 報酬ベンチマーキング、市場データの収集・分析
- 昇給・賞与配分プロセスの設計
- 報酬予算管理の仕組みづくり
- 承認プロセス、権限設計、例外対応ルールの整理
- 昇給率、昇格率、報酬分布、男女間賃金差異等のモニタリング指標の整理
- 報酬制度導入後の運用改善・定着化支援
支援の特長
- 報酬の大原則から運用プロセスまで、一貫して設計
報酬制度は、事業戦略・人材戦略の実現を起点として、報酬の基本理念・方針、制度設計、運用プロセス・ガバナンスまでを一体として捉えることが重要です。
経営メッセージと制度の中身、そして日々の運用が分断されないよう、報酬マネジメント全体の整合性を踏まえた設計を支援します。 - グローバル最大級の報酬データベースを活用
報酬制度や水準の検討では、信頼性の高いデータに基づく市場水準との比較が重要です。
WTWは、世界中の企業が参加するグローバル最大級の報酬データベースを保有しており、職種・等級・地域ごとの詳細な報酬データを提供しています。 - マーケットプラクティスと実務上の論点を踏まえたアドバイザリー
制度設計の段階から、実際の運用場面で生じる課題を見越して議論することが重要です。
マーケットプラクティスや最新動向を踏まえながら、制度導入後につまずきやすいポイント、従業員への説明において重要となる観点を含め、運用段階での実効性向上を見据えた支援を提供します。 - グローバルの知見を活用した報酬設計支援
特にグローバル企業においては、グローバルでの一貫性と各国・地域における適合性のバランスが重要です。
グローバルの知見やデータを活用しながら、グローバル共通の報酬方針・制度設計と、各国・各地域の市場慣行、法規制、人材獲得環境を踏まえたローカル適合の両立を支援します。


