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WTW(ウイリス・タワーズワトソン)、欧米大手企業の経営者報酬におけるESG指標の導入状況に関する調査結果を発表

2022年4月28日

《 調査対象の概要 》

経営者のインセンティブ報酬を対象として、ESG指標の評価反映の状況について、グローバルの設計実務を踏まえた調査を実施。調査対象は欧州主要インデックス構成企業327社、米国S&P構成企業500社。なお参考情報として、日本企業についても時価総額トップ100社の状況を調査。いずれも2021年中に公表された開示資料より集計。

《 調査報告の概要 》

  1. 欧米主要インデックス構成企業800社超の状況の調査結果の概要
    • インセンティブ報酬にESG指標を組み込む企業の比率は欧州で79%、米国で60%であった。ほとんどが短期インセンティブ賞与への組み込みで、長期インセンティブの事例はまだ乏しい。
    • ESGカテゴリ別には社会指標(ESGの“S”に属する指標)が多く、欧州で69%、米国で56%であった。うち、ほとんどが人的資本管理に関連する指標であった。環境指標の導入はまだ少なく、欧州で38%、米国で13%にとどまる。
    • インセンティブ報酬の中に専用の独立区分(=ウエイト)を設けてESG評価部分を強調する対応が主流で、欧州で90%、米国で81%であった。欧州、米国共にウエイトの大きさは中央値で約20%であった。
  2. 参考:日本における時価総額トップ100社の状況の調査結果の概要
    • 欧米と比べ全体的に開示情報が乏しく、詳細は不明であったものの、インセンティブ報酬へのESG指標の組み込みが開示から読み取れる企業の比率は30%であった。

上記の調査報告の概要は、経営者報酬・ボードアドバイザリープラクティス、シニアディレクター櫛笥による論考 『ESGと経営者報酬 ~インセンティブ報酬におけるESG指標の導入状況と設計上の論点~』」からの抜粋です。より詳細な調査結果データ、およびESG指標の報酬反映の設計実務やその考え方については、本ページ下部より論考をダウンロードしてご覧ください。

WTW について

WTW(NASDAQ:WTW)は、企業に対し、人材、リスク、資本の分野でデータと洞察主導のソリューションを提供しています。 世界140の国と市場においてサービスを提供しているグローバルな視点とローカルな専門知識を活用し、企業戦略の進展、組織のレジリエンス強化、従業員のモチベーション向上、パフォーマンスの最大化を支援します。
私たちはお客様と緊密に協力して、持続可能な成功への機会を見つけ出し、あなたを動かす視点を提供します。

論稿のダウンロード

タイトルファイルタイプファイルサイズ
ESGと経営者報酬~インセンティブ報酬におけるESG指標の導入状況と設計上の論点~PDFPDF.5MB

お問い合わせ

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櫛笥 隆亮

シニアマネージングディレクター 
経営者報酬・ボードアドバイザリー 日本リード

上場企業の報酬委員会にアドバイザーとして陪席、審議の進行や意思決定を継続的に支援。その他、指名・後継者計画、取締役会評価など、コーポレート・ガバナンス体制全般の整備運用についても包括的に支援。
主な著書として『経営者報酬の実務』(編著、中央経済社、2018年)等。公認会計士。CMA。